名古屋市営バス・2000年1月19日に系統再編

First Released: 1999/12/17
Last Updated: 2000/12/01

 名古屋市交通局は、2000年1月19日の市営地下鉄4号線大曽根〜砂田橋間開業に合わせ、バス路線の再編成を実施した。
 計34系統で運行区間短縮や系統分割を行い、系統数は149から159に増加した。

◎再編のポイント
1.地下鉄開業に関係する路線:地下鉄並行区間を削減。
2.公共施設関連系統の拡充:区役所、病院などへのアクセスを確保する「○○区」系統が増加。
3.都心ループバスなど特定需要系統の設定:好調の「都心ループバス」(名古屋駅〜ランの館)に続き、「なごや城ループバス」を3月18日より走らせる。 名古屋駅を出発し、外堀通などを通って名古屋城正門前まで走り、再び名古屋駅に戻る路線で、小型バスでの運行。(交通局公式ページでの紹介はこちら
4.その他の路線の見直し:98年5月の再編後に挙がった意見を参考に、名古屋駅〜野跡、神宮東門〜河合小橋などの系統を復活する。 赤字経営の改善を図るため、その他の路線でも見直しを行う。
 なお、再編にあわせ、中型バスを14台増やし、大型バスを36台減らす。



1998年5月6日の路線再編について

 当初は、再編によって赤字路線の大幅カットが噂されていたが、実際には、重複路線の減少、距離の長い系統の短縮が中心となった。
 路線は全体で15区間・20.4km増加したが、20区間・14.7kmを休廃止し、停留所は31個所増加(新設から廃止を引いた分)、停留所名称が42個所で変更された。

◎再編のポイント
1.系統記号の全面変更
 例えば、「幹線20」→「幹名駅1」など、起点名がついた。
 これによって、ほとんどの系統の名称が変更となった。
 また、従来は同じ系統でも行き先が違うローカル系統が多く存在していたが、紛らわしいということで、別の系統に分けられた。
2.中・小型車両の大量投入
 従来ごく一部の路線(144,145,天白区)に限定されていた中型バスの利用を、公共施設関連バス(「○○区」系統)を中心に範囲を広げた。また小型バスも新たに投入した。
3.都心ループバス開業
 都心部に「栄758(なごや)」系統を新設した。小型バスで、昼間約10分間隔で運行し、「ナディアパーク」などループバス専用の停留所も新設した。


※平成12年12月1日に一部系統でダイヤ改正されるとともに、金山14系統のリフトバス系統の運行経路が一部変更されました。

起点 経     由 終    点
11/30まで 金山 桜山・市大薬学部・松栄町・清水ケ岡 総合リハビリセンター
12/1から 金山 桜山・市大薬学部・山下通・総合リハビリセンター 清水ケ岡



名古屋市交通局公式ホームページはこちら

インデックスページへ戻る