名古屋大学・中部運輸局による公共交通セミナー開催(平成28年5月16日)について【終了いたしました】

【開催終了の御礼】
 このたびは350名近くの方々にご参加いただきありがとうございました。大変充実した内容となり、議論も盛り上がりました。ご参加の皆様が少しでも前に進むきっかけとなれば幸いです。

(今回、異例のことですが、当初想定を大幅に超えるお申込みにお応えすべく、会場の様子を映像・音声で同時中継しプレゼンも映写するサテライト会場を用意させていただきました。そのため、勝手ながらサテライト会場でのご参加をお願いする場合がございました。しかしながら、サテライト会場については特に午前中、音声が不明瞭となり、十分な環境を提供することができなかった点、つつしんでお詫び申し上げます。)

 当日は質問等をお受けする時間がございませんでした。質問等ございましたら、こちらのアドレスからお送りください



◎セミナー名: 「公共交通不便地域で『くらしの足』を地域自ら確保する方法」

◎開催日:平成28年5月16日(月)【開催終了】

◎場所:名古屋大学東山キャンパス ES総合館1階 ESホール
(名古屋市千種区不老町、地下鉄名城線名古屋大学駅徒歩3分

◎主催:名古屋大学大学院環境学研究科附属持続的共発展教育研究センター
 共催:国土交通省中部運輸局
 後援:(公財)交通エコロジー・モビリティ財団、(一財)地域公共交通総合研究所、(特非)全国移動サービスネットワーク、(公財)豊田都市交通研究所、
    (公社)日本バス協会、(一社)全国ハイヤー・タクシー連合会、
    (公社)愛知県バス協会、愛知県タクシー協会、名古屋タクシー協会、(特非)移動ネットあいち
    日本私鉄労働組合総連合会、全国交通運輸労働組合連合会、
    くらしの足をみんなで考える全国フォーラム実行委員会

◎参加費:無料(どなたでも参加自由)

◎目的
 高齢化の急速な進展などに伴い、自家用車に頼らない「くらしの足」確保が重要となっている中、コミュニティバスやオンデマンド交通等の導入に加え、近年ではいわゆる「自家用車ライドシェア」や自動運転技術の実証実験といった動きが出てきていますが、課題が山積しています。一方、現状の法制度や技術の枠内で、地域が持つ力をうまく生かした地道でかつ安全安心な「くらしの足」を確保するための取組はいまだ局所的なものにとどまっています。
 そこで、特に「公共交通空白地有償運送制度の活用」と「既存バス・タクシー事業の活性化・再生」に重点を置き、地域の関係者が意識を共有し、自らのくらしの足を自ら確保するための具体策について、現場での実践に生かすきっかけをつかむことを目的として開催します。

◎内容
午前の部(10:00〜12:30)
 新しく公共交通担当になった自治体職員の方、地域公共交通会議委員の方、その他、初心者の方向けです!

 ・あいさつ(鈴木昭久 国土交通省中部運輸局長)
 ・中部地域における地域公共交通の状況説明(白木広治 国土交通省中部運輸局自動車交通部旅客第一課長)
 ・特別講義「地域公共交通政策の考え方・進め方入門」(加藤博和 名古屋大学大学院環境学研究科准教授)
 ・情報提供「臨床環境学およびコンサルティングファームの紹介」(高野雅夫 名古屋大学大学院環境学研究科教授、持続的共発展教育研究センター事務局長)

(昼食:食堂混雑を避けるため時間を後ろにずらしております)

午後の部(14:00〜17:00)
 どうすれば公共交通が便利にできるか知りたい、具体的に動き出したいと思っている皆様向けです!

 ・開始あいさつ(神沢博 名古屋大学大学院環境学研究科長)
 ・講演「『くらしの足』をあきらめないで! 自分たちで『つくり』『守り』『育てる』方法はあります!」(加藤博和 名古屋大学大学院環境学研究科准教授)
 ・事例紹介 市町村有償運送、公共交通空白地有償運送、オンデマンド交通、過疎地域のタクシー等実施主体
         (三重県名張市<住民主体型公共交通>、徳島県つるぎ町<自家用有償運送>、愛知県蒲郡市<住民主体型乗合タクシー>、名阪近鉄バス<コミバスとデマンド交通>、神戸市北区淡河町ゾーンバス<公共交通空白地有償運送>)
 ・作戦会議:他地域で活動している方や講演者も加わり「地域から公共交通を変えるための方法論」をアツく語り合う!
         (コーディネーター:福本雅之 (公財)豊田都市交通研究所主任研究員)
         事例紹介者に加え、千葉県南房総市、愛知県北設楽郡、(株)早稲田大学アカデミックソリューションの方々、国土交通省中部運輸局、および名古屋大学大学院・加藤博和准教授も入ります。
 ・終了あいさつ(久野覚 名古屋大学大学院環境学研究科附属持続的共発展教育研究センター長)


※終了後、「同じ思いを持つみんなが知り合い、仲良くなるための」懇親会を開催(実費<2,000円>、学内の生協南部食堂にて)


チラシはこちら(pdf)

お問い合わせ用メールはこちらです



名古屋大学大学院環境学研究科
研究科附属持続的共発展教育研究センター

国土交通省中部運輸局

加藤博和ウェブサイト
東海3県の路線バス情報のページ